【 お客様のリアルな疑問・違いを理解しましょう 】
ある晴れた日、初めて担当するお客様とのカウンセリングでの出来事。
よろしくお願いします!と威勢の良い挨拶からスタート!
初めての美容室、、昨日はきっと緊張して眠れていないかもしれない(中村心の声)
は、さておき
ひと通りヘアスタイルの話も終わり、話題はカラーリングに
中村
『カラーですが、本日どのようにお考えでしょうか?要望があればお伝え下さい。』
お客様
『カラーは根元を白髪染(6トーンほど)で!毛先は明るさは変えずに退色しているのを綺麗に見せたいです。すぐに色が抜けちゃうんです。』
中村
『かしこまりました。〜〜〜な感じで染めていきましょうネ!(割愛)』
髪の長さの割にダメージが強い。毛先にかけて乾燥して硬い手触りになっている。。もしや!?(中村心の声)
『○○様もしかすると毎回全体的に染められていらっしゃいます?』ゴクンッ
お客様
『いつも全体的に染めてます。退色が気になっちゃうし』
中村
『そうですよね。1ヶ月程で根元の白髪が目立ってきますし染めない訳にいかないですよね。』
『白髪が生える前はもう少し美容室に行く頻度は少なかったですか?』
お客様
『そうです。白髪が生える以前は2ヶ月に1度程でした。』
中村
『○○様、ご存知かもしれませんが白髪染の方がオシャレ染めよりも同じ明るさにする時に痛んでしまう事はご存知ですか?』(念のための確認)
お客様
『そうなんですか!?初耳です。なんでですか??』
さてさて、長くなりましたがお客様は白髪染めとオシャレ染めのダメージの差を知らずにいました。
そして知らない方も多いのでは?と思い、白髪染めとオシャレ染めについてお伝えします。
分かりやすく簡潔に。
基本的には白髪染めの方が強い!!
基本的なお話ですが、黒い毛を茶色くするファッションカラー、黒い毛も白い毛も茶色くできるグレイカラー(白髪染め)
前提として【同じ明るさに染めるならば】
白髪染めの方が強い薬剤です。
強い薬剤=傷む ということですね。
白髪染め(グレイカラー)
オシャレ染め(ファッションカラー)
両方とも同じ6トーンにする場合は白髪染めの方が傷みます。
なんで白髪染めの方が傷むのか
単純に書くと、白髪って結構強いんですよね。
んで、オシャレ染めだと白髪って染まらないというのは聞いたことがあると思います。
けど、白髪染めなら白髪は染まりますよね?
オシャレ染めだと染まらない白髪が白髪染めでは染まる。
白髪染めの方が強いカラー剤だということですね。
本当はもう少しなんだかんだあるんですが、説明が難しくなりすぎるため割愛。
明るさ次第ではオシャレ染めの方が傷む
これは想像つくと思いますが・・・。
同じ明るさでなければダメージも違ってきます。
6トーンの白髪染め
12トーンのオシャレ染め
もちろん12トーン(明るい)のオシャレ染めの方が傷みます。
そりゃそうだ。
ということです!
メーカーなどにもよりますが
白髪染め+2〜3トーンの明るさのオシャレ染めのダメージが同じくらいのイメージです。
白髪染めはリタッチ(根元染め)が基本
美容師側もダメージしやすいのを分かっているので、基本的にはリタッチ(根元のカラー)をお勧めしています。
毎回オシャレ染めのように毛先までカラーをしているとかなりダメージしやすくなります。
なんだかデメリットばかりな気がしたかもしれませんが。ダメージが大きい事は事実。
白髪染めが悪いというワケではありません。
•1ヶ月に1度染める方の場合は、2回に1度は生際と分け目のみを染める【Tゾーン染め】
•3ヶ月に1度全体も染める事をする
それでダメージが減り、色持ちの良さにも繋がる!
グレイカラーに限らずに毎回全体カラーをしている方も要注意!!
気になる方はリタッチを取り入れましょう!!
ぜひ参考にしてみてください。次回も楽しみに!
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【中村記事】
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