【 ネタバレ注意・話題のスポットに行った件 】
こんにちは。
ヘアメイク&スタイリストの堀江です。
毎日寒い日が続いてますが、皆さんいかがお過ごしですか☺︎✨?
私は先日、
ずっと行きたかった美術展に
開催期間終了間際、
駆け込みで行ってきました!!!
『怖い絵展』
西洋絵画から、選りすぐりの「怖い絵」を集めて展示するという、ユニークな企画展🖼
もともと美術館に行くのは好きなんですが、
最近めっきり行けておらず…
美容師たるもの
ヘアメイクを仕事とする上で、
色々な作品に触れて
感じて
五感を鈍らせない事
常に研ぎ澄ませ続ける事が大切だと思っております❤️✨
そこで、思い立ったら即行動!
ということで、行ってみたら…
あまりの人気沸騰ぶりに
平日の夕方に行ったにもかかわらず、
なんと…
110分待ち。
青空があっというまに真っ暗闇に。。。
2時間弱、寒空の下で待ち続けるのは
心身共にへこたれそうになりましたが、
やっぱり、行って良かった!!!!!✨
ひとつひとつの作品が本当に奥深くて
引き込まれるように
その背景にあるストーリーを
真剣に、考えて考えて考えて…
見終わった後にやってくる
この
充実した疲労感がハンパない( ˊ̱˂˃ˋ̱ )✨‼︎
今日はその中でも
私が心に残った作品を
いくつかご紹介したいと思います❤️
(もう怖い絵展は開催期間を終えてしまったので、ここからはネタバレ注意🙇♀️w)
まずは展覧会チラシの表紙としておなじみとなった、本展のメイン作品。
年間600万人の入場者数を誇るイギリスのロンドン・ナショナル・ギャラリーで最も人気のある一枚でもあるそう。
ここで描かれた少女は、イギリス女王に即位してわずか9日後に、一転して処刑されることになった悲劇の女性「ジェーン・グレイ」。
自らが処刑される処刑台を手探りで探す、わずか16歳の目隠しをされた清楚な少女。
その横には、大きな鎌を手に持った処刑人が無表情で控えています。
鑑賞する側は、直後に少女に起こるであろう悲劇を思い起こさずにはいられない。
よくも計算された、
見る人に〝恐怖〟を感じさせる絵、そのもの。
*補足*
会場内には、解説パネルやキャプションが各所に点在し、絵画の意味を説明してくれます(・∀・)
これもそのひとつ。↓↓
主人公を取り巻く周囲の人々の心情描写。
これを知るだけでも絵画の奥深さや理解度が倍増!
あと私が好きな作品。
『老人と死』
ジョセフ・ライト《老人と死》は、
ガイコツが老人に向かって歩いてくるというパッと見ると恐ろしい絵。
だが、その真意は…
重い柴を運ぶのに疲れた老人が「もう死にたい」というと、死神(ガイコツ)が現れて「何か用か」と尋ねる。
イソップ寓話の場面で、自分で死にたいと言った老人は、死の恐怖に突如襲われ、
「この重い荷物を運んでほしくて」ととっさに嘘をついたという笑い話。
誰しもが持つ滑稽な生き様。
大いに共感し得る部分を併せ持つ作品。
『そして妖精たちは服を持って逃げた』
ひなたぼっこをする母子の前に小さな妖精たちがわらわらと現れ、服を運び去ってゆく。
一見愛らしい作品だが、制作されたのは第一次世界大戦直後。息子を失い、自身も戦地の惨状を目にしてトラウマを抱え、後に自死することになる画家は、何を思ってこの幻の世界を描いたのか…
暗黒な色使いの背景画と、明るい未来を匂わせるような明度対比に吸い込まれる。
『ソドムの天使』
この作品は旧約聖書に登場する悪徳の町「ソドム」に遣わされた天使が、ソドムの街を業火で焼き払う図。
煙がモクモク立ち上る中、まるで幽霊画のように、荒涼とした背景に不気味に浮かび上がる二人の天使は、どう見ても悪霊にしか見えない…
〝天使〟の固定概念を覆される一枚。
絵画を丹念に読み解いていくと、
展示された大半の絵画に含まれる「怖さ」は、絵の「背景に隠されたストーリー」を読み取ることで、じわじわと染み渡るような種類の恐怖感に通ずる気がします。
知れば知るほど、名画は違う顔を見せる-。
本当にそう‼︎✨
でも、人間も同じかもなぁと。
直感や感覚で見る事も必要ですが、
その背景に着眼点を当てて、
何故そうなったのかを理論立てて読み解いていったら、
結果
もっともっとその人の事が魅力的に見えたり、理解度が増すのかもしれませんね♡
あぁ
深かった。゚(゚´ω`゚)゚。
そんな気持ちを持ち続けられる自分で在りたいなと思った1日でした✨✨
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました(*´꒳`*)♡♡♡
【前回記事】
【お勧め記事】
*:.。. .*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・*。.。*・*:☆
SAKURA【サクラ】
東京都神宮前5-46-16-2F
☆東京メトロ「表参道」駅/徒歩5分
☆「明治神宮前」駅/徒歩10分
営業時間 平日11:00~21:00/土日、祝日10:00~20:00
お電話でのご予約も承っております
☆ 03-6427-6717
ネット予約が×の場合もお電話にてお問い合わせください☆
☆*:.。. .*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・*。.:*・*:☆
スタイリストとしてサロンワークの傍ら、ヘアメイクとして、外部でも活動しております。
ヘアスタイルはもちろん、スキンケアやメイク、パーソナルカラー等、トータルビューティーでお客様の魅力を引き出します♪
美容全般のお悩み、何でもお気軽にご相談ください。
出張ブライダルヘアメイク(列席含)や着付も行っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
SAKURA スタイリスト&ヘアメイク
堀江 裕美
☆*:.。. .*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・*。.:*・*:☆